ずぼらな人にほどおすすめしたい生わさびの食べ方
生わさびをすりおろして使うのってなんだか面倒な気がしますよね。でもそんなことはないんです。ずぼらな人ほど使いやすい生わさびの魅力を紹介したいと思います。
生わさびってどこでいくらで売ってるの?
私は地元のスーパーで売っていた生わさびを買っています。普通のスーパーなんですが、おかひじきやつるむらさきのようなちょっと変わった野菜が売っていて、買い物をするのが楽しいスーパーです。二~三件スーパーを回ってみれば売っているところはあると思います。
値段は結構太めのサイズで700円ほど。小さいものだと400円ほど。チューブのワサビや一般的な野菜と比べると高いですが、私は生わさびが大好きです。
生わさびとの出会い
生わさびを初めて買ったのは遊びに行った奥多摩でのことです。電車をすぐのお土産やで売っているのを見て(わさびって丸ごと売っているんだ)と感動しました。
その頃は実家を出たばかり。料理の経験もあまりなかったし、住んでいた家の近くのスーパーは野菜の種類が少なくて、わさびを普通に買って帰れるなんて思いもしなかったんです。擦ったわさびを食べられるのは、ちょっといいお蕎麦屋さんや和食料理屋さんだけだと思っていました!
思わず買って帰ってしまいました。ネットで使い方を調べてみると、特に難しいことはなく普通に洗ってすりおろすだけで良いようでした。
鮫皮おろしを使うと特に香りが引き立つそうですが、私が使ったのは西友で300円ぐらいで買ったセラミックのおろし器です。
さっそくすりおろして、恐る恐る口に入れてみます。感激しました。チューブのものとは香りが全然違うんです。ツンとするだけではなく花のような香りが広がります。
生わさびというと調理のハードルが高いかなと思ったのですが、そんなことはありませんでした。むしろ、すりおろしたものを乗っけたり付け合わせたりするだけで料理の味が決まるから、ずぼらな私にはうってつけでした。
普段の料理やおつまみに乗っけるだけで一味も二味も深みが増す、お気に入りの食べ方を紹介したいと思います。
わさび丼
熱々のご飯に鰹節をたっぷりかけ、すりおろしたわさびを乗っけます。その上から醤油をぐるぐると1~2周程度かければできあがり。鰹節のうまみとわさびの香りがお互いを引き立てます。朝ごはんならこれと味噌汁ぐらいで充分満足できるメニューです。
スモークタン+生わさび
コンビニで売っている定番おつまみのスモークタン。これをすりおろしたわさびと一緒に食べるだけで一気に贅沢な味になります。濃い目のタンの味が、わさびで和らぐのでお酒が無くてもいくらでも食べられちゃいます。
卵焼き+生わさび
卵焼きを作り、大根おろしの代わりにわさびを添えます。卵焼きの甘さにわさびの辛みがちょうど良く、大人の味が楽しめます。卵焼きではなく、卵そぼろでも美味しいと思います。
適当に焼いた肉+生わさび
豚肉でも牛肉でも鶏肉でもOKです。塩や醤油などで適当に味をつけて焼いた肉に、わさびを添えます。調理時間十分弱で主菜の完成です。安い豚コマなんかでもわさびが味を引き立ててくれるので、とっても美味しく出来上がります。